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カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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GPSでサンフランシスコの Napa Valley Winery Exchangeへ。。。2  

私がソノマに来たのは1992年なので、今年で19年になる。
来た頃、こちらで働くには語学が大切だといわれ、
Sonoma State University の語学学校に入った。
この語学学校には、留学を志す日本人学生も沢山来ていた。
その中の一人の女子学生が、Hyundaiの中古車を買った。

(安くて、とにかく動けばよいと言うことで。ところで、こちらではハインディと発音する。) 

早速、彼女はその車を使ってサンフランシスコ観光に出かけた。

(オット、どうしたことか、急な坂を登ることができない!)

彼女の話では、
坂の途中で立ち往生し、渋滞を引き起こし、大恥をかいたとのこと。

(それから20年近く経った今、最近のHyundaiはToyota以上の評価を得てると聞くが。)

とにかくサンフランシスコには急な坂が多い!
マニュアルシフト(スティックシフト)の車を運転しているときはできるだけ避けたい。
と言うのは、上り坂の交差点には必ず「一旦停止」があり、前に車がいると、上り坂の途中で止まらねばならない。
何度も、ハンドブレーキを使って発進するのは、かなりのストレスがたまる。
また、後ろに車がくっ付いていると、余計にストレスがたまる。



さて、先週の日曜日、Napa Valley Winery Exchangeを目指して、サンフランシスコに向かった。レベッカの 5Speed Manual Scionで。(小さいのでパーキングしやすい)

ゴールデンゲート付近まで来て、GPSをONにした。
私は、メインの Lombard → Van Ness で行く予定だったが、
GPSはどの道を選ぶか興味があった。

Lombardに入ると、
GPSの女性が、
「Divisadero,Turn right.」
と言う。

(Divisaderoは領事館に行く道で、とても急な坂がある)

Divisaderoで曲がらず、無視すると、
次の交差点でも、次々の交差点でも、
「Turn right」と、しつこく曲がれと言う。

しかたなく、Websterで右折した。
上り坂だったがそれほどきつくない。
そして、Unionで「Turn Left]と言うので、左折した。
しばらく行くと、Cuteな店が並ぶ、活気のある通りに差し掛かかり、GPSもなかなかいいとこにつれてくれると思った。しかし、前方には大きな坂が見える。

後ろにタクシーが来たので、どこかで曲がりたいが、GPSの女性は何も言わない。
タクシーに追い立てられながら、仕方なく頂上まで行った。
暫らく下ると、

「Turn, right」と言う。

右折すると、また急な上り坂だ。細い一方通行の。
こちらも意地になって、GPSに従った。

暫らくいくと、また、「Turn right」とGPSが言う。
なんとまた急な上り坂だ。

(いつもGPSの女性にStupid と言っているので、Revengeされたようだ。)

もう諦めて、最初予定していた道に戻った。
こちらのほうがずーっと簡単で、早く着いたと思う。
(よくGPSは信用できないと聞くが、どうしてこのような経路を通るのだろうか?)

さて、Napa Valley Winery Exchangeに到着した。

「Closed」のサインがみえる。

「Today is Sunday. It must be closed」とレベッカが言う。
出かける前に、レベッカに電話をしろ、と言っておいたのだが。。。。。。。。

続く
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by kissouch | 2011-02-05 10:50 | 余談