2010年、今年を振り返って。。。4
2010年 11月 30日
(3)で述べたように、隣のヴィンヤードの葡萄を、某カルトワインCが買うことになっていたが、レーズンになったためにその葡萄は購入されなかった。
そのカルトワインCは。。。。
2年ほど前にそのラベル(ブランド)は売りに出され、
そしてオーナーが変わり、
その新しいオーナーは生産量を増やし、ごそっと儲けている。
(一般消費者はオーナーが変わったことも、生産量を増やしていることも知らないだろう)
(カリフォルニアではワイナリーやラベル(ブランド)の売買が多い。
特にナパでは多く、少し有名になるとブランドを売って、お金に換える。
そのブランドを買ったオーナーは、量産して利益を得る。)
そのカルトワインCから、
「幻ヴィンヤードの葡萄を購入したい。」という話が、
マネージメント会社を通して連絡があった。
売る葡萄はなかったが、
どのような内容か興味があったので話を聞いてみた。
(ボトル1本を100ドル以上で販売しているワイナリーなので、どれくらいのOfferがあるか興味津々だ。)
ところが聞いてびっくり、
「馬鹿にするなよ!」という金額だった。
今年は平年に比べピノノアールの収穫量はかなり落ちたので、
ほかのピノノアールで有名なワイナリーからも問い合わせがきた。
が、断るしかなかった。
今年のヴィンテージに関して、あまり良い話を聞かないが、
ひとつ例外がある。
セミヨンでレイトハーベストの甘いワインを作っているワイナリーには、
今年の気候は良かった。
例年、Botrytis菌がうまく着かず苦労しているワイナリーが多い。
畑のスプリンクラーで水をかけたり、苦労している。
しかし今年は放っておいても、Botrytis菌が葡萄に着く。
セミヨンだけでなく、収穫が遅れたカベルネにも着いたのには困ったものだが。
セミヨンのレイトハーベスト、
と聞けばなんとなく美味しそうなワインに聞こえるが、
カビに取り付かれたセミヨンを見ると飲む気をうっする。(写真下)
Face Book
そのカルトワインCは。。。。
2年ほど前にそのラベル(ブランド)は売りに出され、
そしてオーナーが変わり、
その新しいオーナーは生産量を増やし、ごそっと儲けている。
(一般消費者はオーナーが変わったことも、生産量を増やしていることも知らないだろう)
(カリフォルニアではワイナリーやラベル(ブランド)の売買が多い。
特にナパでは多く、少し有名になるとブランドを売って、お金に換える。
そのブランドを買ったオーナーは、量産して利益を得る。)
そのカルトワインCから、
「幻ヴィンヤードの葡萄を購入したい。」という話が、
マネージメント会社を通して連絡があった。
売る葡萄はなかったが、
どのような内容か興味があったので話を聞いてみた。
(ボトル1本を100ドル以上で販売しているワイナリーなので、どれくらいのOfferがあるか興味津々だ。)
ところが聞いてびっくり、
「馬鹿にするなよ!」という金額だった。
今年は平年に比べピノノアールの収穫量はかなり落ちたので、
ほかのピノノアールで有名なワイナリーからも問い合わせがきた。
が、断るしかなかった。
今年のヴィンテージに関して、あまり良い話を聞かないが、
ひとつ例外がある。
セミヨンでレイトハーベストの甘いワインを作っているワイナリーには、
今年の気候は良かった。
例年、Botrytis菌がうまく着かず苦労しているワイナリーが多い。
畑のスプリンクラーで水をかけたり、苦労している。
しかし今年は放っておいても、Botrytis菌が葡萄に着く。
セミヨンだけでなく、収穫が遅れたカベルネにも着いたのには困ったものだが。
セミヨンのレイトハーベスト、
と聞けばなんとなく美味しそうなワインに聞こえるが、
カビに取り付かれたセミヨンを見ると飲む気をうっする。(写真下)
Face Book
by kissouch
| 2010-11-30 08:59
| news in sonoma/napa