カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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ワインよりビールが好きでビールの醸造知識も持ち合わせる。2004年ハーベストはシャンパーニュで働きスパークリングワインも造る自信があると言う。オーストラリア産のスパークリングワインはあまり見かけないので、造ってみるとおもしろいかもしれない。
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その容貌からは想像しがたいが、彼の趣味はエミューハンティングだ。ダチョウより一回り小さいエミューだが、時速60km以上で荒野を走り回る。そのエミューをジープで追いかけまわしてショットガンで仕留める。その後はエミューのバーベキュ。時にはエミューの代わりにカンガルーを狙うこともあるそうだ。彼の話を聞いていると、まるで映画クロコダイルダンディーの世界である。
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# by kissouch | 2005-09-07 04:16
ワイン醸造で最も気を使うのは “最初と最後”、ブドウの収穫とボトリングである。
今日は2003年に収穫したカベルネ・ソーヴィニヨンのボトリングである。ワインを一度ビンに詰めてしまうとやり直しが聞かない。だからボトリング前には細心の注意が必要だ。SO2の調整やVA、TA,pHの再確認、コールドスタビリティーのチェック、NTUの確認、4EPのチェックと色々やらなければならない。
勿論、テイステイングがもっとも大切だ。オーク、酸、タンニン、マウスフィールのバランスを考え最良と思われるときにボトリングをする。その時期を見極めるために何度もテイスティングをしなければならない。
このカベルネ・ソーヴィニヨンはアンフィルターなので、ボトリングラインは完璧に殺菌されなくてはならない。もし雑菌が入ると。。。と考えるだけで恐ろしいことだ。
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昼すぎにはすべてのカベルネが瓶の中に収まり、ボトリングは無事に終わった。
ワイン造りはよく子育てにたとえられる。まさにその通りで、ボトリングが終わったときの気持ちは、成長したわが子を世に送り出すような満足感に少し虚しさが残る。
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# by kissouch | 2005-08-05 12:40 | ボトリング/bottling