カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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ブログの更新が滞っていたので、
「どうしたのか?」と多くの方からEmailを頂いた。
今年のハーベストが例年より一月近く遅れたために、
いまだに忙しく、ブログの更新をサボってしまった。
申し訳ない。


さて、一月ほど前のローカル新聞には、
「30年ぶりの天候不順のために、20%の収穫減」という見出しがあった。

30年ぶり??それはないだろう!

なぜなら、半世紀、50年ほどソノマのヴィンヤードで働いているメキシカンは、
こんな天候は今まで経験したことがない、と断言した。
また、年配のワインメーカーたち、誰に聞いてもこのような天候は初めての経験だ、と言う。


それでは改めて2010年はどんな天候だったかと言うと。。。。

春先、冷たい雨が降り続き、発芽が2週間遅れた。
(この時点でなんとなく悪い予感がした。私はカリフォルニアに来て18年目だ。
その18年間、多少の波はあるものの、カリフォルニアの天候は安定しているので発芽が2週間も遅れることはなかった。大きく遅れても1週間程度だった。)

4月は雨模様の日が多く、5月は例年並みの気温に戻ったが、2週間の遅れは取り戻せない。

話はそれるが、フランスのカリスマワインメーカー、二コラ・ジョリーをご存知のかたは多いだろう。
彼がアメリカに来て、バイオ・ダイナミックの講演した。
その時、
「葡萄の花咲く時期はフランスのように夏至でなければならない。
カリフォルニアでは普通5月下旬から6月上旬に花が咲く。
だからカリフォルニアワインはフランスワインより劣る。」

と堂々と彼は言い切り、カリフォルニアのワイン関係者の顰蹙を買ったことがある。
さて、今年の葡萄の成長は2週間遅れのために、夏至に花が咲いた。

「今年のワインはフランスワイン並みの素晴らしいワインになるぞ!」と、ニコラ・ジョリーに言いたいところだが。。。


日本の夏は記録的に暑かったそうだが、こちらは記録的に涼しかった。
先日、幻ヴィンヤードに来られたビール・飲料関係の方が、
「今年は良く売れた!」と言われていた。

私は夏の畑仕事の後の楽しみはビールを飲むことだったが、涼しくあまり飲む気がしなかった。
今年はビールを楽しむためのバルコニーも作ったが、使うことはほとんどなかった。

7月、8月は朝霧に覆われ、昼頃に晴れると言うパターンが続いた。
晴れても気温が低いので、葡萄の葉やヴェレージョン前の葡萄は湿ったままだ。
こういう環境を、カビ(パウダーミルデュー)が好む。
私の畑はヒルサイド且つ高いところにあるので、風が湿気を吹き飛ばしてくれるが、
平地の畑ではミルデユーのの被害が大きく出た。

続く


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# by kissouch | 2010-11-23 12:20 | news in sonoma/napa
7月、8月はずーっと涼しく、
「今年は夏は無いのか。」
と冗談で言われていた。

しかし、9月、10月に入って、とても暑いHeat Waveが断続的に来た。

今日も暑く、最高気温が35℃を超えた。
カリフォルニアで暑い日が続くと起こるのが山火事だ。

今日も近くで山火事があった。
近くのレセボア(貯水池)にヘリコプターが飛んできて水を汲み上げていくのに遭遇した。

10数人が”見物”して、
皆が「Cool」を連発していた。

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# by kissouch | 2010-10-12 12:13 | 余談
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収穫するメキシカンはとても早い。私などとてもついていけない。
しかし例外もいるようだ。一人取り残されたメキシカン。
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摘み忘れられた一房が寂しそうだ。
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そして誰もいなくなった。
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# by kissouch | 2010-10-09 03:50 | ヴィンヤード/vineyard
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# by kissouch | 2010-10-08 03:57 | ヴィンヤード/vineyard
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朝(夜中?)の2時から開始!
昼に終了!
あ~疲れた。

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# by kissouch | 2010-10-07 11:25 | ヴィンヤード/vineyard
喜多郎ワイン Volume1 はカベルネ・ソーヴィニヨン。

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全て喜多郎さんの直筆サイン入り。

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ワインの種類と価格

Vol.1 Cabernet Sauvignon 2003 Napa Valley
Vol.2 Chardonnay 2006 Russian River Valley
Vol.3Syrah 2004 Russiun River Valley
Vol.4 Pinot Noir 2008 Russian River Valley/Maboroshi Vineyard

上記4本セットで$160(約13600円 85円換算)

10月下旬発送
California  Shipping fee + Tax
Local pick up by appt
Outside of California Shipping fee only
日本 送料、関税込みで 8千円前後

数に限りがありますのでできるだけ早く予約を!

質問は気軽に

tom@maboroshiwine.com
まで。

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# by kissouch | 2010-09-23 00:51 | wine link
喜多郎ワイン Volume 2 はシャルドネ。
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そして、Volume 3 はシラー。

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# by kissouch | 2010-09-22 00:51 | wine link
今年の喜多郎ワインは、
空海シリーズ4部作にあわせて、4種類のワインがリリースされる。

カベルネ、シラー、シャルドネ、ピノノアール。
下記の写真は、vol.4、ピノノアール。

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# by kissouch | 2010-09-17 03:07 | wine link

喜多郎ワイン............

去年に続き、今年も喜多郎ワインが10月下旬に販売されます。
ごく少量限定ワイン。
予約はEmailで。

詳細は後ほど。
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# by kissouch | 2010-09-15 12:00 | wine link

noble grape    

Noble Grapeの話は以前にも少し触れた。

ワイン用の葡萄は食用葡萄と違って、
粒も房も小さければ小さいほど良い、と多くの醸造家は信じている。
わたしはワイン醸造の世界に入って今年で20年目だが、
その経験から上記のことを強く確信している。

カリフォルニアに来た頃、
某カリスマワインメーカーに連れられて、某カルトワインのカベルネ畑を訪れた。

「手入れが行き届き、どんなに立派なヴィンヤードだろうか。」と想像していたが、

期待とは反対に、
「みすぼらしい、とか貧弱」という表現が合う畑だった。
オーガニック畑で、草が茫々だったからだろう。
しかし、葡萄の房は小さく、
「これがカベルネ?」と思ったのを覚えている。

最近、デカイ葡萄のカリニャンとかプティシラーとか、『マイナーな品種』を絶賛する方がいるが、
私には、「?????・・・・・・」だ。

下の写真。
二人のメキシカン・レディーが持つのは特大葡萄の房。
ピノノアールの100倍ぐらいありそうな。。。
どんなワインができるのだろうか?
品種は伏せておく。

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# by kissouch | 2010-09-07 02:24 | ヴィンヤード/vineyard