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カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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レセボア........

自然環境を考え、幻ヴィンヤードはズーっとオーガニックを実践している。
そして、去年からバイオダイナミックも取り入れている。

カリフォルニアの場合、他国の葡萄産地に比べると気象条件が良いので、サステーナブル、オーガニックといった環境に沿った栽培がやりやすい。しかし、実際に実践しているヴィンヤードと言えば1割にも満たない。
9割以上のヴィンヤードはまだ化学肥料を使っている。

化学肥料の多くは白いので、われわれの仲間内では「白い粉」と呼んでいる。
「白い粉」、つまり「麻薬」だ。
なぜなら、
化学肥料を使うと成長が早く、とても樹勢が強くなる。
今まで葡萄の樹を植えて初めて収穫ができるのには3年かかったが、最近の化学肥料を使うと2年目から収穫できると聞いてる。オーガニックで栽培するより、収穫量は多く、労働時間は短く、経費は安く、ビンヤードの見栄えはよい。
酒〇法子ではないが、ブドウ栽培農家にとってこの誘惑は絶ちがたい。

私の畑の葡萄の葉はすっかり落ちてしまったが、白い粉を使う畑の中には、11月と言うのにまだ緑々している畑を見る。
(薬の注ち過ぎというところか。。。二期作できそうだ。)

化学肥料は噴霧することもあるが、収穫後畑に撒く。
白い粉が畑一面に撒かれたのを見たことがある人もいるだろう。

では、葡萄の樹はどうするだろう。
もちろんその”白い粉”を欲しがる。
そのため、葡萄の樹の根は地表すれすれに横に伸びていく。
(普通、地中深く下に伸びるのだが)

カリフォルニアでは5月から10月までほとんど雨が降らず、よい天気が続く。
根が下に伸びず横に伸びた葡萄の樹は、少し暑い日が続くとヘタル。
地中に根が伸びてないので、地中から自身で水が補給できないからだ。
そのためイリゲーションで水を与えなければならない。

北カリフォルニアでは、2006年は雨が多かったが、それ以降過去3年間水不足で取水制限されている。
葡萄栽培農家にとって水不足は深刻だ。

アル葡萄栽培農家が大枚をはたいてレセボア(溜め池)を建造した。
バイナル(厚いビニールシート)は建設費の半分。
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雨水を溜めるといってるが、それだけでは満杯にするのは不可能だろう。
近くの小川から水をポンプでくみ上げるのだろうか?

化学肥料は環境破壊も為す、といえばちょっと極端か???

続くにほんブログ村 酒ブログ ワインへ
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by kissouch | 2009-11-18 06:39 | ヴィンヤード/vineyard
「酸素がコルクを通過して、ワインがビン内熟成することについて。」
は、何度も質問があり、
まだそれに関するemailが届く。
ワイン醸造者(造る方)の間では
「酸素がコルクを通過してワインがビン内熟成する。」
それが常識だが、ワイン愛好家(飲む方)ではその反対の意見がいまだに幅を利かせているようだ。


5月、日本に帰国したときその話をした。
帰国前に資料集めをするために、コルク生産者5社ほどコンタクトを取った。
そのうちの1社が、半年ほど経て今頃資料を送ってきた。
(こちらに住んでいるとこのようなことはよくある)

もし、その資料を見てみたい方は気軽に私まで連絡を。
PDFファイルなのでemailにアタッチして送ろうと思う。

希望される方は、
氏名 勤め先(職業)
を必ず明記するように。(イタズラを避けたいので)
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by kissouch | 2009-11-05 07:16 | corks