カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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ハーベストから2週間以上が過ぎ、Brix1.5 まで糖度が下がった。
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そろそろ、プレスをいつするか考えねばならない。

プレスに関しては、
完全にドライになってからプレスをするワイナリーや、
リスクを避けるために早めにプレスするワイナリーなど、
それぞれワインメーカーのフィロソフィーによるところが多い。

ワイン雑誌で、
「エクステンド・マセレーションにより、より複雑な味わいのワイン」
と書いてあるのを見たことがあるが、
スキンコンタクトが長ければ長いほどよい、というものではない。
かえって、悪い要素を引き出してしまうことがある。

ところで、幻ワインの場合は。
タンニンの抽出に重点を置き、
ターニングポイントでプレスするようにしている。


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by kissouch | 2008-09-30 00:33 | Harvest 2008
2ヶ月ほど前に映画俳優の大沢たかおさんが幻ヴィンヤードに来られた。
(以前このブログに書いたので、覚えてる方もいらっしゃるだろう。)
そのときの様子を大沢さんが「東京カレンダー11月号」内で語ってくれている。
興味がある方はご覧あれ!
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by kissouch | 2008-09-24 01:05 | wine link

発酵中のジュースにはたっぷりと酸素に触れさす。
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ビタミンからミネラルまで入れた、三ツ星クラスの豪華な酵母専用のニュートリアント(栄養食)。数年前まではシンプル、マクドナルドクラスだったが。
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「酵母が食べるのは葡萄の”糖”」と思っている方がまだまだ多くいらっしゃる。
(先日お会いした「ワイン通の方」でも、そのように理解されていた。)
実は、酵母の食べ物(養分)は葡萄ジュース内の窒素化合物で、糖ではない。

その窒素化合物の濃度が少ないと”人間”が補填しないといけない。
幻ヴィンヤードの葡萄は、最低必要量より約120ppm不足していた。

(ここでは詳しく述べないが、窒素化合物が不足するように葡萄を育てなければならない。)

また、「カリフォルニアワインは余計なものを添加している。」と思われる方がいるかもしれないが、このニュートリアントはフランス産。(つまり、フランスでも広く使われている。)
誤解がないように。

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by kissouch | 2008-09-23 02:58 | Harvest 2008

ヴィンヤードから運ばれた葡萄は大きな秤の上に載せられ重量を量る。
ビン2つで、約1トン。(アメリカ・トン)
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クラッシュ(破砕)前のグレープ。
正確には、破砕しないでホールベリーのままタンクに送る。
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葡萄はダンプホッパーからディステマー(除こう機)に送られる。
空になったビン
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ディステムされたピノノアールのホールベリーとジュース。
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トラクターからあふれ出る葡萄の茎。
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ジュースと葡萄はタンク105へ。約7000リッターのタンク。
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Woops! My bad! 10ガロンほどこぼしてしまったラミロ。
ワインにして4ケースほどの損害。
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空になったビンを洗うケイト。
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最近はアメリカ人も写真を撮るのが好きだ。トニー。
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by kissouch | 2008-09-20 05:49 | Harvest 2008

朝8時ごろには、もっとも急なところでの収穫。
写真の中、葡萄を運ぶメキシカンの後ろは急角度で落ち込む。
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メキシコにいる妻と子供のために頑張らねば!!
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恥ずかしがり屋のホセ。カメラを向けると隠れる。
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小さなごみも見逃さない。
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霧がかかっていても日本のようなジメーッとした湿度はない。
すぐに咽が渇くので水は必携。
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"下界"にはまだ霧がかかっている。
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DeLoach Vineyard のロゴが入ったピン(収穫コンテナー)。
このビンひとつで約1/2アメリカ・トン。デローチのピノノアールの幻ヴィンヤード・デシグネートはとても人気がある。
今年はドライクリークにある、ダッチャ-クロッシングワイナリー
とコロラドベースのクリュヴィンドッグワイナリーでも幻ヴィンヤード・デシグネート・ピノノアールが造られる。
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デローチヴィンヤードに向かう16トントラック。
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幻ヴィンヤードの収穫の手配をしてくれたチェノウェス・ヴィンヤード・マネージメント会社。
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「兵どもの夢の後」っていう感じだろうか?
午前中の喧騒がうそのようだ。
午後には普段の幻ヴィンヤードの姿に戻る。(葡萄はもう無いが)
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by kissouch | 2008-09-16 07:44 | Harvest 2008
前日にジェネレイターとライトを用意し、9月12日(金)の朝3:00AMより収穫を開始。
霧が断続的に流れる中、2チーム、総勢25人が幻ヴィンヤード収穫に携わる。

霧が深くなると、ライトがあっても視界は3メートルくらいだろうか。。
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霧の流れが止まると、クリアーな視界が開ける。
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6時半頃になると、だんだん明るくなりライトを消す。
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朝の最低気温が8℃とかなり冷え込んだが、Tシャツ姿で”ガンバル”メキシカン。
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霧のために濡れた葡萄。
1粒1粒が玉のように美しい。
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幻ヴィンヤードは急勾配。
頂上付近から1チームのクルー全体を見渡す。
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葉や悪い房を取り除くベテランセニョリータ。
トラクターが動いている間も仕事をしている。
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続く

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by kissouch | 2008-09-16 05:37 | Harvest 2008

Fog Returns.......

2週間ほどヒートウェーヴが続き、糖度が一気に上がった。
多くのワイナリーがハーベストを余儀なくされた。

しかし、今週から「霧」が帰ってきて、涼しい日が続く。



突然ヴィンヤードの背後から霧が襲ってきた。
タイトルを思い出せないが、3~4年前に見た映画の中に出てくる大津波を思い出させる。
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by kissouch | 2008-09-10 06:58 | vineyard 2008
去年、幻ヴィンヤードに来られた方が、
丘と丘の間を這うように流れる霧を見て感動されていた。

しかし、今年は霧が少ない。

今年は、霧が少ないので暑いのか、
暑いから霧が少ないのか、
とにかくヒートウェーブが多い。

ソノマ、ナパでは先週から本格的にハーベストが始まった。
去年に比べるとかなり早い。
ルッシアン・リヴァー地区の北のほうでは今週あたりがピークだろう。

私の畑でも糖度が上がってきた。
幻ヴィンヤードのハーベストまであと2週間ぐらいだろうか。。。



例年、霧が午後3時から5時頃に現れる。
しかし、今年はイレギュラーな時間帯に現れる。
先日は朝に現れた。
右下の霧がこちらに迫ってくる。(この写真では迫力がないが。。。)
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by kissouch | 2008-09-02 05:52 | vineyard 2008