カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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<   2008年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧

Ida & Johanna 2...........

彼女たちの元気な様子を
スウェーデンの家族の方々、友達に知らせるために、もう少し写真をアップ。

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by kissouch | 2008-07-29 05:40 | vineyard 2008
数ヶ月前に,WWOOFERについて荻原葡萄園さんから教えていただいた。
その後、アメリカのWWOOFER組織に参加した。

夏休みに入ると、
WWOOFERの本場、ヨーロッパ各国から問い合わせがあった。
私たちの”厳しい審査”の結果、
今週から2人のスウェーデン人学生が畑仕事をこなしている。
Ida(イーダ)と Johanna(ジョハンナ)。
彼女らはオーガニック、バイオダイナミックには興味津々だ。

(私の畑はオーガニック。 )

そして、北欧出身の彼女らには、
カリフォルニアの青い空と太陽がとても魅力的なようだ。

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彼女らは英語がとても”上手”だ。(私よりズーっト上手だ)
スウェーデンでは8歳から英語が必修で、
10才からはさらに第二外国語(ドイツ語やフランス語など)を勉強する。

(ヨーロッパでは3ヶ国語を話すのは常識。日本の外国語への取り組みはかなり遅れているようだ。)

また、医療などの福祉はとても進んでいる。(アメリカ、日本と比べ)
そして、大学の授業料はもちろん無料である。(外国人も無料)
アメリカの大学の授業料を考えると、羨ましい話だ。

ではスウェーデンの税金が高いのか?
といえばこちらアメリカとほとんど変わらない。
それでは、アメリカであれ、日本であれ、われわれの税金はどこに消えるのだろうか?

(おっと、これは愚問か。。)

ドキュメンタリー映画、Sickoを思い出した。

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by kissouch | 2008-07-28 12:52 | vineyard 2008
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ロッシアンリヴァー・ヴァレーと言ってもかなり広い。
北東部のウインザーあたりと、最も南に位置する私の畑とでは温度差が15°Fある。

(ソノマでは北が暖かく南が涼しい)

その暖かい北ロッシアンリヴァーでは3週間ほど前からヴァレージョンが始まっている。
私の畑では、やっと3日前から葡萄が色づきだした。
去年とほぼ同じ時期だが、今年は少し暑いので収穫は9月下旬ごろだろうか。。

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by kissouch | 2008-07-27 13:48 | vineyard 2008

Hedging     ・

福岡正信さんだったか、誰だったか忘れたが、
高名な方が
「自分が育てている植物に耳を傾けろ。」
と言っていた。

(耳を傾けている私に、実際、植物が声を出して語りかけて来るわけではないが。)

その意味がなんとなくわかるようになって来た。
まだまだ低次元だが、葡萄の樹との意思疎通ができるようになってきたような気がする。
「何を、大げさな!」と思われるかもしれないが、これは経験してみないとわからない。

ヴィンヤードの中を歩き回り、葡萄の樹の状態を見る。
ただ見てるだけでは気付かないこともあるが、
こちらから問いかけると、
葡萄の樹から意外な答えが返ってくることがある。




例年、ヘッジング{=長く伸びたシュート(蔓)を切り落とすこと}は7月下旬か8月上旬に行う。
下記の写真の葡萄の樹はどうしても頭が重いと訴えている気がした。
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少し早いが長く伸びたシュートを切り落としてやった。

どことなく晴々したように見えないだろうか?
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by kissouch | 2008-07-14 12:11 | vineyard 2008
最近の空を見ていて、子供の頃よく聞いたロックグループ、Walker Brothers を思い出した。曲は The Sun Ain't Gonna Shine Anymore(太陽はもう輝かない?)。

昨日の太陽も下記の写真のように、輝かない。
何か不気味な感じがする。
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今回の山火事はカリフォルニア史上最悪となりつつある。
アメリカ41州から集まった約20000人の消防士やナショナルガードが前線で消火活動を行っている。
今週からメキシコ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの消防士も加わるという。

早く完全に消火されることを祈るだけだ。


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by kissouch | 2008-07-14 12:01 | news in sonoma/napa
北カリフォルニアで山火事が発生して3週間近くなる。
まだ燃え続けている。

先週は風向きがよかったのだろうか、青空が広がっていた。
しかし、今週は煙でまた霞んでいる。
先日のニュースではまだ1000箇所以上のところで燃えているらしい。


昨日、オーストラリアのワインリサーチ会社からemailが来た。

オーストラリアでは毎年のように山火事の被害があり、
その煙のために多くのワインが影響を受けていると。

(どのような影響だろう。
私はカリフォルニアに来て16年になるが、これほどひどい山火事は経験したことがない。)

木々が燃えることにより、木のリグニンがフェノールに分解される。
それらが煙となって葡萄の樹に降り注ぐ。
それが多いとワインのフレーバーやアロマに、

濡れた灰皿
焼き焦げた肉
煎りすぎたコーヒー
サラミ
スモークサーモン
ベーコン

が現れる。
赤ワインならこれらの臭いも我慢ができるが、白ワインには向かない。


(それではどの時期が最も影響が大きいのだろう)

ふつうのオーストラリア人は葡萄が成熟する頃がもっとも危険だという。
しかし、ここのリサーチでは、ヴェレージョン(葡萄が色づくこと)の時期が最も影響受けやすい、といっている。

(ナパ・ソノマの暑い地区ではもうヴェレージョンが始まりかけたと聞く。
幻ヴィンヤードでは2~3週間ほど先だろうか。。。。)


また、この”汚染”が葡萄の樹に残り、来年も同じようなフレーバーが出てくる恐れがあるらしい。

今回の山火事がひどい、メンドシーノやレイクカウンティーの畑では、とりわけ心配なことだろう。



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by kissouch | 2008-07-11 06:15 | ワイン醸造/vinification
アメリカにある日本料理店の名前は、Shogun、Kabuki、Sakuraなど、
日本を彷彿させる名が多い。
また、Kyoto や Sapporo など日本の地名も多い。
6~7年前だろうか、サンタ・ローザに Osake という店ができた。
(アメリカ人は オサキ と発音する。)
綴りが間違っているのでは、と思ったが、
大阪 ではなく そのまま お酒 という意味だった。
それから数年して、支店ができたが、店の名は Sakeoだった。
酒夫 かと思ったが、酒王 が正しいようだ。
Sakeに拘っているようなので珍しい地酒があるのかなと思ったが、
当たりさわりのないナショナルブランドだった。


ところで、VIVIFY と言う名前は日本料理店には珍しい。
しかし、VIVIFY のウェブサイトを読んでいると、そのコンセプトがわかる
サンフランシスコで日本料理店 KABUTO を営まれていた小島さん夫妻が、2年前にマウント・シャスタに移られ、新しい店 VIVIFY を出店された。
一度行かねば、と思っていたが、私が住むセバストポールからシャスタまで5時間半かかるので、なかなか思い切ることができなかった。
しかし、幻ヴィンヤードに来られた、NさんやAdoventourの中村さんなどからViVifyの話を伺い、この July 4th にマウント・シャスタまで行くことにした。

当日、July 4th(独立記念日)前だったので、ナパから80号線あたりで渋滞に巻き込まれた。しかし、その後はスムーズに流れた。



505号線、5号線と北上するが、下の写真のように何もないフラットな道がReddingまで続く。
3時間ほど退屈な運転だ。
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Reddingを過ぎると、それまでの黄褐色の景色が緑色になり、ハイウェイは登り降り、多くのカーブがあり、楽しい運転ができる。

途中にある湖では、飛行機が水を汲み上げているようだった。
今も続く山火事の消火に使うのだろう。
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宿泊したB&B.
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荷物を部屋に置くなり、さっそくViVifyに出かけた。
(慌てていたので、ホテルにカメラを忘れてしまった。)
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お店の中は、広くゆったりとしてくつろげる。


最初、シャスタの山奥まで新鮮な魚介類が届くのだろうか、
という疑問があったがそのような心配は無用だった。
奥さんのAyakoさんから話を伺ったが、
「妥協しない。」
ことがポイントのようだ。
ご主人のSachioさんのスタンダードが、
SFからシャスタにきても変わっていない、と言うことだろう。

(ワイン造りにもいえることだ。少し耳が痛い。)

VivifyのUnique Sushi /創作料理は見逃せない。
Crunch Sushi、Tuna Tar Tar sushi を除いて、
いずれもフルーツがうまくあしらわれている。
それがPinot Noir とよく合う。

レベッカはハマチが苦手だが、
ここで最も気に入ったのは Hamachi Pear だ。
(ハマチと洋ナシにマスタードソース)



富士山より高い Mt. Shasta.
雄大だ。
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翌日、シャスタのJuly 4thパレードを見物しようかと思ったが、
多くの”人間”を見るより 自然のほうがいいだろうと、
モスブレーの滝に行くことにした。
滝まで案内標識がひとつもないので、何度も道を尋ねなければならない。
線路の上を20分ほど歩いて、やっとたどり着く。
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この線路は、映画「Stand by me」のロケに使われたとか。


なかなか見ごたえのある滝だ。
心が和む。
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by kissouch | 2008-07-06 00:19 | restaurant

pinot days 2008 当日 /

こちらアメリカでは、そろそろリセッションに入ったようだ。

私がカリフォルニアに来た16年前も、ちょうどリセッションの真っ只中だった。

ワイナリーでの仕事をを得るために、新聞広告に載っていたセラーワーカーのポジションに応募した。
そのワイナリーはセラーポジションに、確か8人募集していた。
テンポラリーであったにもかかわらず、面接当日には多くの人が集まってきた。
3倍以上の倍率だったろうか。
(当時、アメリカはよほど不況だったのだろう。)
セラーワーカーは、日本ではいわゆる”3K”の仕事だが、
ワインがよほど好きでない限り勤まらない。
にもかかわらず、この人数、、、少し不安だった。

しかし、どうにか面接に受かり、仕事にありつけた。
働き出して数週間後、ワインメーカーから何故私を選んだか、聞く機会があった。
セラーマスターやワインメーカーが、冗談ぽく言った。

「目立ったから選んだ。」と。
「白人ばかりの中に、一人アジア系が混ざっていた。」
「皆ジーンズにTシャツ姿だったが、
そのアジア人はスーツにネクタイだった。」と笑われた。

その面接の日は、自分でも場違いな いでたち で来てしまった、と思っていた。

前置きが長くなったが、そのときのワインメーカー、Stephen Test(スティーヴ・テスト) に Pinot Days で会った。

15年ぶりだ!

2~3のワイナリーでワインメーカーを務めた後、最近自分のワインを作りはじめ、ブースを出していた。
彼は、一目見るなり私のことがわかり、声をかけてきた。
「このワイン業界に日本人はほとんどいないので、忘れたくても忘れられない。」
と、笑っていた。
「しかし、このイベントには日本人が多いようだ。」とスティーヴは続けた。
「日本人じゃなくて中国人だよ。」と私は正した。
(アメリカ人には日本人と中国人、韓国人の区別がつかない。}

実際、日本人の“常連”の方を除いて、今年のピノ・デイズではあまり日本人の方を見かけなかった。
それに引き換え、中国人が目立った。

私のブースへも中国人バイヤーがきて、
ワイン価格を聞くなり値切り始めた。

(さすが中国人!いきなり値切るとは、大阪出身の私でも驚いた。)

取引は、丁重にお断りした。

今年のピノデイズは去年よりも混雑し、大盛況のようだった。
来年は日本人の方がもっと増えることを期待しています。

当日お会いしたTAKUYAさんのブログにより詳しいPinotDaysの様子が掲載されている。

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by kissouch | 2008-07-01 04:55 | wine link