「ほっ」と。キャンペーン

カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28

<   2008年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

Heat Wave

霜で大きな被害が出たのはつい一ヶ月前だ。
平均20%減ぐらいだろう、と言われているが正確な数値はわからない。

さて、厳しい寒さも終わり、2週間ほど穏やかな気候が続いたが、
今週に入りヒートウェーブがやってきた。
ソノマ、ナパの暑いところでは100F(約37℃)を越えるところも出た。
小さな山火事も発生している。
この暑さは、今週いっぱい続くらしい。

ところでこの暑さに葡萄の樹は耐えられるのか、と尋ねられた。
私達は 「Shut down」と言うが、
葡萄の樹は暑くて耐えられなくなると自動的に活動をとめる。
今年の生育は例年より早いので、少し休んだほうがよいだろう。

暖かいドライクリークやアレキサンダーヴァレーではもう開花が始まっている。
私の畑では、2週間ぐらい先だろうか。

Hey, don't pass me    にほんブログ村 酒ブログ ワインへ





オリンピックスポンサー不買運動に参加中!


f0007498_458928.gif

[PR]
by kissouch | 2008-05-16 02:29 | vineyard 2008

樽の値段

来週から日本へ一時帰国する。
その前に終えなければならないワイン醸造、畑仕事に追われている。


ワイン醸造において、樽の選択は非常に重要である。
名声を博するクーパー(樽屋さん)は、

ブルゴーニュタイプ(228l)ならフランソワ・フレア。
ボルドータイプ(225l)ならタランソー。

もちろんフレンチオーク樽なので、支払いはユーロ建てになる。
最近のユーロ高のため、樽の価格は上がる一方だ。

今注文すると、
フランソワ・フレア 1樽 約800ユーロ。(約1240ドル)
Tax, 運送費、倉庫代を加えると1400ドルまで跳ね上がる。
(5年ほど前は800ドルぐらいだった)

1樽あたり24ケースのワインができる。
その計算でいくと、
ワイン1本あたりに含まれる樽のコストは500円だ。
(樽がそんなに高いのー、ってよく驚かれる。)

フレンチオークが高いからといって、
アメリカンオークに切り替えることはできない。(特にピノノアールは)

無名のフレンチクーパーなら少し安くなるが。。。。。

この2社を取り扱う樽ブローカーから何度か連絡が来ている。
さてどうするべきか。。。


Hey, don't pass me    にほんブログ村 酒ブログ ワインへ





オリンピックスポンサー不買運動に参加中!


f0007498_458928.gif

[PR]
by kissouch | 2008-05-14 05:18 |  樽 Barrel
”ピノノアール好き”の方と話をすると、話題がクローンに及ぶことが多い。
しかし、クローンに関する知識を得る事ができても、クローンごとにテイスティングする機会はほとんどない。
ほとんどのフィニッシュワイン(ボトリングされたワイン)はブレンドされているので、
純粋なクローンのフレーバーを知ることはできない。
クローンごとにテイスティングできるのは、ブレンド前のマロラクティック発酵が終わった樽から、だけである。


デ・ローチヴィンヤードのオーナー、ボワセファミリーはブルゴーニュに多くの畑を所有し、ピノノアールに力を入れている。ゆえに、カリフォルニアでもピノノアールの生産には精力的だ。
デローチヴィンヤードのワインメーカーであるブライアンに尋ねると、10種類ほどのクローンが樽ごと、ヴィンヤードごとに分けられていると言う。

「5月下旬に日本に帰国し、クローンについて話をする。
時間があるとき、クローンごとにテイスティングさせてもらえないだろうか?」

と頼むと、即 OK の返答が返ってきた。

ということで、先日レベッカと一緒にブライアンを訪ねた。

114、115、667、828、23、5(ポマール)、カレラ、スワンなど、それぞれ各クローンをテイストした。
簡単ではあるが、まずはディジョンクローンから。(詳しくは、日本でのセミナーで。)

115 と 667 は、私が造るワインなのでその特徴がわかる。
115 は エレガントな香気、667 はワインのストラクチャーと素晴らしい色。

828 は 667 に似ているが、少し劣る。

23 はとてもキャラクターがあり、ブレンドにはよさそうだ。

昔ながらの 5 と スワン はディジョンクローンに比べると、ミッド、フィニッシュが短い。

カレラ は ロマネコンティ?を期待したが。。。(笑)

それに加えて、 ピノ・ムニエ の試飲。普通、ピノ・ムニエはスパークリングワイン専用なので、樽熟成したムニエはなかなかお目にかかれない。
ピノノアールとはかけ離れた 味わい だが、個性的だ。

今回、残念ながら777を試飲できなかったが、
最も興味があるクローンなので来年私の畑に少し植えてみようと思う。


Hey, don't pass me    にほんブログ村 酒ブログ ワインへ





オリンピックスポンサー不買運動に参加中!


f0007498_458928.gif

[PR]
by kissouch | 2008-05-03 03:29 | tasting

自然の警告?

葡萄の木の成長は早い。
1ヵ月前に芽が出たと思えば、葡萄のシュート(蔓)はもう30cm近くも伸びている。
インフローレッセンスが葡萄の形を整え、6月上旬にも花が咲きそうだ。

f0007498_6575111.jpg
f0007498_6582164.jpg


少し油断すると、畑仕事が後手に回り思わぬ失敗となる。
先週末、葡萄のシュートが伸びてきたので、シュートをサポートするためにワイヤーを上げる予定だった。
しかし、急用ができ、1週間先送りした。
すると、どうだろう。。。
火曜日に嵐のような突風が吹き荒れた。(天気予報にはなかったのだが。。。)
かなりのシュートが折れてしまった。

手を抜くな、と言う自然の警告だろう。。。。。。。。。



Hey, just a second    にほんブログ村 酒ブログ ワインへ





オリンピックスポンサー不買運動に参加中!


f0007498_458928.gif

[PR]
by kissouch | 2008-05-01 06:34 | vineyard 2008
イルミネーションつきのピラミッドを屋根の上に載せると言う、コッポラ・ワイナリーの改築案騒動の続き。
(コッポラの名を傷つけたくないので。。。コッポラ・ワイナリーはRosso & Bianco winery と改名されたが、誰もがコッポラワイナリーと呼ぶ。)f0007498_6263565.jpg

数ヶ月前に、夜に光り輝くピラミッドを屋根の上に載せるという案が出されたが、地元住民の反対もあり地元行政は許可しなかった。
さて、この月曜日がコッポラ側の異議申し立てデッドラインだった。しかし、コッポラ側はこれ以上地元住民とのトラブルを避けるために、異議申し立てをしなかった。
誰もが、ピラミッド建設をあきらめた、とおもった。

これで一件落着!?
ところがソウでもないようだ。
コッポラ側はどうしてもピラミッドを屋根の上に載せたいらしく、次の手を考えた。
”夜輝く飾り”としてではなく、ガラスかプラスティック知らないが、それでピラミッドを作り、スカイライトを取り入れるようにすると言う。

省エネを前面に、攻勢 に出た。

「最もグリーンな州」を掲げているカリフォルニアでのこと、今度は不許可にするのは難しそうだ。
これには落とし穴があり、
夜イベントなどで使われれば当然ピラミッドから明かりが漏れる。
つまり、自然に輝くピラミッドができるわけだ。

コッポラファンの お役人 の入れ知恵では?
との噂も。。。


にほんブログ村 酒ブログ ワインへ





オリンピックスポンサー不買運動に参加中!


f0007498_458928.gif

[PR]
by kissouch | 2008-05-01 01:26 | news in sonoma/napa