カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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Pinot Noir Shootout

忘れたころに。。。。

2月にあったワインイベント、Pinot Noir Shootoutの結果が半年後の夏に出され、そのeMAILが8月頃レベッカに届いた。(なんとアメリカらしい。)

そして、レベッカから2ヶ月かかって私に届いた。(彼女が私に連絡をするのを忘れていたので)

91ポイント、だった。

Pinot Noir Shootoutの結果


イーストはもう無くなりましたので、問い合わせは控えてください。


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by kissouch | 2007-10-26 04:23 | wine link

yeast

以前、ワイン用のイーストでパンを焼いてみたい、という方がいた。
その後連絡がないので成功したかどうか知らないが。

今年の収穫量は去年に比べ30%ほど落ちた。
そのため、私の友人のワイナリーではカルチャー・イースト(培養酵母)が余っている。

葡萄ジュースでワインを造ろう、という方。
ワインイーストでパンを作ろう、と思う方。
ただ、ワインイーストを見てみたいと思う方、etc..etc..

もしイーストを欲しい人があれば、私まで emailで連絡を。

数に限りあり。
:お願い:パンを焼くことに関しては、まったく無知なので質問しないように!!

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by kissouch | 2007-10-24 07:21 | Harvest 2007

Fire!!

今年の夏、ナパ、ソノマで大きな山火事があった。
今回の南カリフォルニアの火事の規模はそれよりはるかに大きいようだ。
すでに1000以上の建物が全焼したらしい。
建物だけでなく、葡萄畑にも被害が出ているようだ。

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ローカル新聞から。

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by kissouch | 2007-10-24 00:44 | news in sonoma/napa

Now it's your turn, Bacteria!

シャルドネはまだアルコール発酵中だが、ピノノアールのアルコール発酵は終わった。
イーストへの「グルメフード」が利いたのか、その後フラストレーションを起こすこともなく無事発酵を終えてくれた。
そして、次はマロラクティック発酵(乳酸発酵)。今回はMLバクテリア(イノコッカス・イノ=通称ルコノストック)の世話になる。

MLバクテリアは先のイーストに比べ温度に敏感、
アルコール度数に敏感、
pHに敏感である。
つまり、温度が低い環境下では働かない。
アルコール度数が高いと、中毒をおこしてしまう。
pHの低い環境を嫌う。
と、結構気まぐれである。
しかし、幸いにもこのバクテリアはボルドー系よりブルゴーニュ系が好きなので、今まで私のピノノアールにはトラブルがない。
多分、2007年ヴィンテージもクリスマスまでには終了してくれるだろう。

(注:ワイン関係のサイトを見ていると、よくイースト(酵母)とバクテリアを混同している方がいるが、イーストとバクテリアはまったく別のものである。)

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by kissouch | 2007-10-23 05:50 | Harvest 2007

2007 harvest summary



同じルッシアン・リヴァー地区でも、温度差がかなりあるので収穫時期もかなり異なる。
北部は暑く、南部が涼しい。(幻ヴィンヤードは最南部にある)
北東部のウインザーやイーストサイド・ロード近辺では、8月中旬から下旬にかけてスパークリング用の、9月上旬にはワイン用のピノノアールやシャルドネが収穫された。

ルッシアン・リヴァー地区の中部・南部では中旬ぐらいから収穫が始まった。
幻ヴィンヤードの隣のKloppヴィンヤードでは、私のところより3週間も早く収穫を始めた。
隣同士でどうしてこんなに差が出るのだろうか?少し考えてみる余地はある。

ところで、どのように収穫日を決めるかというと、酸度、pH、糖度の3つのバランス、フレーヴァー、葡萄の完熟度や葡萄の木の状態などを総合して決める。(幻ヴィンヤードでは)
さらに、今年から2つの要素が加わった。
1つは天候。今まで収穫時期に雨が降ったことはなかったのだが、去年今年と2年続けて収穫期に雨が訪れた。毎日インターネットで天候を調べて、雨の降らない日にうまく収穫できるように心がけねばならない。
そして、もうひとつ。今年苦労したのは人手の確保。
カリフォルニアでは、葡萄の収穫はメキシコ人の季節労働者に頼っている。しかし、去年から不法移民の取締りが厳しくなり、メキシコ人労働者の数が極端に減った。(ヴィンヤードオーナーはブッシュを恨んでいる。)去年、今年とメキシコ人の売り手市場。粒、房の大きいシラーとかシャルドネの畑では好んで働くが、房の小さなピノノアールの畑では働きたがらない。仕方がないので、去年より20%アップの賃金を払った。

今年のピノノアールの収穫量は軒並みダウン。
まだ収穫を終えていないところもあるので、正確な数字は出ていないが去年に比べ30%ほど少ないといわれている。

しかし、品質は最高である。(毎年素晴らしい出来であるが、今年は特に良い。)
2007年ヴィンテージの幻ピノノアールを楽しみに。

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by kissouch | 2007-10-19 05:24 | Harvest 2007

ナイジェリアのペット

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ナパに住む友人のワインメーカーから送ってきた写真。

ナイジェリア人ギャングのペットは、ハイエナにバブーン。


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by kissouch | 2007-10-18 07:06 | 余談
イギリスのガーディアン紙のサイトより

フレンチパラドックスなどで「適度のワインは体によい。」と何度も紹介されているが、イギリス政府のリサーチャーは、1日グラス2杯のワインは体に害を与えるといっている。

このガーディアン紙のコラムニストは、「それはないだろう。」と反論しているが。
ワインを造る立場の私も、このコラムニストに同感。
で、あなたはどう思う??


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by kissouch | 2007-10-18 05:43 | wine link

カリフォルニアワインの優れている理由のひとつが、葡萄の成熟期間からハーベストにかけてほとんど雨が降らないことだ。しかし、今年はどうも様子が違うようだ。

9月20日頃に3日ほど曇空が続いた。アラスカから季節外れの寒気が降りてきて、10mm程度だが冷たい雨が1日降った。マウント・セントヘレナの上空では雪がちらついたそうだ。

10月9日は幻シャルドネノ収穫日であったが、天気予報は雨。そのため、夜中に収穫をはじめ、朝方には収穫は終えることができた。幸い雨が降り出したのは午後からで、プレスにも影響は出なかった。
とにかく、その日以来、週末を除いて雨模様のうっとうしい日が続いている。今週もずーっとこのような日が続くらしい。

TrueSonomaCoastの収穫を終えていない畑は大変だろう。


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by kissouch | 2007-10-17 06:21 | Harvest 2007

press

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当然のことながら、発酵中は毎日試飲する。
アストリンジェントな味が目立ってきたので、今日プレスすることに決めた。
名誉ある、幻ピノのシャベラーは クリスに決まった。
タンク内に入って、パマスをかき出すのであるが、タンク内はCO2が充満しているのでとても危険な仕事である。
事前に、タンク内の酸素濃度、CO2濃度を調べなければならない。


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by kissouch | 2007-10-16 03:44 | Harvest 2007

H2S 2

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某ソムリエさんからH2Sに関する質問をいただいた。

「たまに、コルクを抜いたときに温泉卵のような硫黄臭がすることがある。デキャンターすることで臭いが消えることもあるが、消えないこともある。どうしてか?」

ワイン醸造の早い段階で気がつけば、この臭いのフォーメイション(H2S)はシンプルなので、直すことは簡単だ。イーストに栄養を与え、上記写真のように、空気をワインに十分混ぜてやる。

しかし、フォーメイションが次の段階(モノ・マーカプテン)に進むと少々厄介だ。この段階でも、軽い臭いなら、空気を入れるだけである程度消えるが、時間がたつとまた戻ってくる。

そのうえの段階(ポリ・マーカプテン)になると、臭いを取り除くのにいろいろ苦心をしなければならない。(詳細は後日)

デキャンターで臭いが消えるのは、H2Sかモノ・マーカプテンの軽い症状で、消えないのはポリ・マーカプテンまで進んでいるのだろう。
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by kissouch | 2007-10-14 03:40 | Harvest 2007