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カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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Snow Storm

Sonoma/Napaに住んで15年になるが、平地で雪を見たのは初めてだ。

2週間前、ブドウの樹の剪定をしているときは春の陽気だったが、その後1週間、 winter storm のために寒い日が続いている。SonomaとNapaを隔てるマヤケイマス山地はすっかり雪に覆われた。オレゴン出身の友人が故郷に帰ったみたいだと言っていた。

温暖化が叫ばれているが、ソノマは年々寒くなっていくような気がする。

ローカル新聞から
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冠雪したマウント・セントヘレナ
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by kissouch | 2007-02-28 22:21 | news in sonoma/napa

Pinot Shootout 2

詳細な情報は、3月中旬にウェヴサイトで発表される。

畑仕事が忙しく、報告が遅れたが私の感想を。

ピノノアール40種類のブラインドテイストから始まった。40本のボトルはアルミホイールで巻かれ、それぞれのボトルに 'red', 'yellow', 'dark blue'。。。。というように色の識別タグがつけられてある。
大勢の人混み中で40種類全て「真剣に」試飲するにはかなりの時間と体力がいるが、スキップする訳にも行かないのでトライしてみた。できるだけ効率よく試飲するために、1st impression, - mid palette,-finish そして body と balance に重点を置き、 5点単位の100点満点で点数をつけてみた。

余談になるが、私のような仕事をしているとワインの試飲は「ワインの粗捜し」になってしまう。ソムリエさんのようにワインの良いところを探り当てるのではなくて、ワインの欠点を見つける習慣がついてしまっている。ワインの醗酵、熟成期間中、ワインが悪い方向に向かわないように絶えず注意を払っているので、私の舌や鼻は悪玉のバクテリアやイーストに犯された味や香りに敏感になっている。また、ファイニングの選び方やpHと酸のアンバランスなども気になるところである。

レベッカ共々約1時間ほどで全てのワインを試飲した。私のスコアノートには最高90点のワインから、最低35点のワインまで、幅広いレンジとなった。

その後セミナーがあったが、内容は一般消費者向けなので参加せずラウンジで休み、ワインを注ぐ用意をした。

私のブースへは、ワイン流通業者やレストラン関係者、自称ワインライター等で賑わったが一般の方には気がつかなかった。というのもかなりの人が”出来上がっている”ようで、ワインの試飲よりも食べ物がプライオリテイーのようだった。

先のブラインドテーステイングでは2つのことを課題にしていた。
1つは、自分のワインが見つけられるか?
2つ目は、自分のワインが自分でトップ5の点がつけられるか? だ。
テイステイングノートには、色をlight yellow か  wedgewoodにマークしておいた。どちらも自己採点で90点。
しばらくして、「どのカラータグがどのワイナリー」か、アナウンスがあった。
結果は light yellow が 幻ピノ2005、 wedgewood が Phillips Hill 2005であった。自己満足であるが、自分のワインがわかって満足だった。
そして間もなく critics choiceープロの審査員による 「今年のトップ・ワイン」 がアナウンスされた。正式な発表は3月中旬に行われるので、この場だけの内緒に、と前置きして。
色は peachカラー。
早速テーステイングノートのpeachの項を見て、思わず吹き出してしまった。
私がテイステイングノートに記したのは、
「 thin, high acid, unbalance。。。。。40点」

多分私にはテイステイング能力が無いのだろう。
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by kissouch | 2007-02-27 07:06 | wine link

葡萄の樹の剪定

ブドウの樹の剪定とタイイング(枝をワイヤーに結うこと)のために、2月9日から10日間、畑仕事に集中した。少し雨にも見舞われたが、後半は25℃前後の快晴が続き、予定通り作業を終えることができた。
12月、1月に剪定が終わっている畑が多いのに、幻ヴィンヤードではどうして遅いのか、と聞かれたことがある。
「12月、1月は寒くて畑仕事をしたくない。」
というのは、少し本音の混じった冗談だが、
早く剪定をすればするほど、芽が出る時期が早まる。それだけ霜害の危険にさらされる訳だ。
かといって遅ければ遅い程良いという物でもないが。
暖かくなるにつれ、芽が柔らかくなってくる。
そうすると、剪定時に芽を傷つけやすくなるからだ。

ブドウの収穫時期も難しいが、剪定時期も難しい。

剪定前は、ジャングルのようになっている。
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ヘルパーはみなメキシコ人
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剪定が終わったブドウの樹
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日焼け止めクリームを忘れ、日焼けを防ぐため?にフードをかぶったメキシコ人。
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ウノ、ドス、トレース、クワトロ。。。。。。。。8個の芽を残すために、数えているところ。
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剪定、タイイングが終わったブドウの樹。
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タイイング中のレベッカと息子のルーク。ルークは『6時間働いて、テレビゲーム1時間。』と超安価な労働力だ。
児童虐待と訴えられるかもしれない。
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(無断転載はお断りします)



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by kissouch | 2007-02-22 04:24 | ヴィンヤード/vineyard