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カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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Mirepoix

サンタ・ローザとヒールズバーグの中間にウインザーという町がある。私が住み始めた頃は、人口9千人ほどの素朴な”村”だった。その後ベッドタウン化してどんどん住宅が建ち、今は人口が約4万人にふくれあがった。以前はダウンタウンと呼べるところがなかったが、今は開発されて立派なダウンタウンができた。
その反対側の古い町並みの中に、小さな家を改造したレストランがある。オーナー兼シェフの マシューと奥さんのブライアンの2人で経営している。奥さんがブライアン? 男の名前だがれっきとした女性だ。(と思う。)
レストランの名前は Mirepoix(フランス語で、隠し味)。フレンチタッチのカリフォルニアキュージーヌ。評判がよく、サンタローザ、ヒールズバーグからもお客さんがやってくる。
ワインテイスティングでソノマに来たときは是非このレストランで食事を。
店内は小さいので要予約。707-838-0162
定休日 月曜日
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幻ワインの注文を忘れないように。
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by kissouch | 2006-05-27 06:34 | restaurant

2006 Judgement

「It's official: California wines beat the French」
「Thirty years after a shock defeat, Frence wines lose again to Californians」
「California Wines beat the France again Taste-off proves California Wines age best, too. 」
「California trounces France 30 years on 」
「Tasting Victory, Again」

上記は今日のワイン関係のサイトの見出しである。
結局、フランスサイドの反対を押し切って 「2006 Judgement 」がナパとロンドンで行われた。見出しを見ればわかるように、カリフォルニアがフランスを圧倒したらしい。しかし、記事を読んでいると自画自賛のようで、ある意味では滑稽でもあるが。。。。
結果は以下の通り、
Red wines
1 United States - Ridge Vineyards Monte Bello 1971
2 United States - Stag's Leap Wine Cellars 1973
3* United States - Mayacamas Vineyards 1971
3* United States - Heitz Wine Cellars 'Martha's Vineyard' 1970
5 United States - Clos Du Val Winery 1972
6 France - Château Mouton-Rothschild 1970
7 France - Château Montrose 1970
8 France - Château Haut-Brion 1970
9 France - Château Leoville Las Cases 1971
10 United States - Freemark Abbey Winery 1967

30年の熟成に耐えられるか疑問符がつくので、白は行われなかった。

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by kissouch | 2006-05-26 02:03 | wine link

1976

今年になってから、「Judgement of Paris」とか「1976 Paris Tasting」と言った見出しの記事を目にすることがよくある。
ご存知の方も多いと思うが、30年前の5月24日、"問題"のテイスティングがパリで行われた。
色々な記事を読んでると、このテイスティングのインパクトはかなり大きかったらしい。
今回、30周年を記念して再度「France vs California」のブラインド・テイステイングが計画された。しかし、フランス側と一部のカリフォルニアワイナリーの反対で実現はしなかった。(このテイステイングは馬鹿げている、と私も思う。)
しかし、どうしても記念行事を行いたい人がいるらしく、ナパのコピアでイベントが計画されている。興味のある人は Tasting Celebration まで。

ちなみに30年前の結果は、
White wines
1 United States - Chateau Montelena 1973
2 France - Meursault Charmes Roulot 1973
3 United States - Chalone Vineyard 1974
4 United States - Spring Mountain Vineyard 1973
5 France - Beaune Clos des Mouches Joseph Drouhin 1973
6 United States - Freemark Abbey Winery 1972
7 France - Batard-Montrachet Ramonet-Prudhon 1973
8 France - Puligny-Montrachet Les Pucelles Domaine Leflaive 1972
9 United States - Veedercrest Vineyards 1972
10 United States - David Bruce Winery 1973

Red wines
1 United States - Stag's Leap Wine Cellars 1973
2 France - Château Mouton-Rothschild 1970
3 France - Château Haut-Brion 1970
4 France - Château Montrose 1970
6 France - Château Leoville Las Cases 1971
5 United States - Ridge Vineyards Monte Bello 1971
7 United States - Mayacamas Vineyards 1971
8 United States - Clos Du Val Winery 1972
9 United States - Heitz Wine Cellars 'Martha's Vineyard' 1970
10 United States - Freemark Abbey Winery 1967
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by kissouch | 2006-05-23 03:20 | wine link

714

待ちくたびれた感のある714号ホームランだった。
野球にはあまり興味はないが、今後この714号ホームラン・ボールの行方には興味がある。700号ホームラン・ボールは所有者を主張する2人の間で裁判沙汰になった。数人がボールを追いかけ、テイム・マーフィーが両膝でボールを押さえたが、ステイーブ・ウイリアムスがそれを取り去った。(テイム側の主張) 裁判ではステイーブの言い分が認められた。彼は早速 オークションサイト、www.overstock.comヘ出品した。落札価格は、$804,129
(約9000万円)。拾ったボールが9000万円、 Not Bad!
今回は、19歳のタイラー・スナイダーがクリーンキャッチしたため ”醜い争い”はなさそうだ。
700号のステイーブ はoverstock を選んだが 714号のタイラーはどこのサイトを選ぶだろう。前回、プライドを傷つけられた最大手のeBay としては気になるところだろう。

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タイラー(左)とセキュリテイーと714号ホームランボール
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by kissouch | 2006-05-22 12:33 | sports

幻ウェブサイト renewal

CWFC の かんちゃん の協力を得て、幻ワインのウェブサイトがリニューアルされた。
時間のある方は覗いてほしい。

www.maboroshiwine.com
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by kissouch | 2006-05-17 03:52 | wine link
ワインの再醗酵 1

もう20年も前になるだろうか。ワインに興味を持ち出した頃、あるワインセミナーに参加した。少々下品な話だが、講師は「イーストが糖を食べてオシッコ(アルコール)とオナラ(CO2)をする。」 と言っていた。そうすると、少し話が落ちると活気づく輩がでてきて、「イーストのウンコはどうなるの?」と質問して笑いを取っていたたが。(本当に。)
ワイン好きな方なら、少しフレーズが違っていてもこういった話を聞いたことがあると思う。しかし、実際はイーストが糖を食べるのではない。イーストは果汁内から栄養分を補給し、それを糧にして”働く”。つまり、糖を分解して、エネルギーを取り出す仕事をする。(エネルギーを取り出す理由はまた後日に述べる。) そのときのバイプロダクトがアルコールとCO2である。(単純な話のようだが、化学式で見るとかなり複雑な過程である。) 
イーストにもいろいろな種類があるが、私たち人間に例えることもできる。日本人のように勤勉に働いてくれるとワインメーカーはいらないが、どこかの国民のように不平不満ばかり述べて働かないイーストもいる。食料がない、暑すぎる、寒すぎる、・・・・・・と。そのため、ワインメーカーは彼らの生活環境を整え、食料を与える。それで満足して仕事を最後まで終えてくれれば良いが、中には無責任で仕事放棄をするイーストもいる。そのため、ワインメーカーはイーストの仕事が終了したかどうか、精密検査する必要がある。一般的には 1.2g/L 未満の糖度なら醗酵が終了したと言える。つまり、この数値より低い糖度では、再び醗酵がおこる可能性はない。反対に、この数値より高ければ、再発酵が起こる可能性を秘めている。

要するにここがポイントで、1.2g/L未満のレベルではイーストを恐れる心配はないのである。(2)ワインの火入れ/Pasteurization 参照) 

中には分析せずに、自分の舌で判断するワインメーカーもいる。(現代のワインメーキング・テクニックが確立される以前は全て”舌”が主流であった。)しかし、人間の舌はいい加減なもので、過信すると痛い目に遭う。(私も一度痛い目にあったことがある。) 甘さを感じないから醗酵が終わったと思っても、残糖度が高いときがある。そういう時に再醗酵のリスクを残したまま瓶詰めすることになる。(もし、残糖度が高いことがわかっていれば、フィルターでイーストを取り除けば良いのであるが、悲しいかなそれを知らないで瓶詰めするワインメーカーもいる。)

現代でも瓶の中で再醗酵したワインを見るが、パスツールの時代は沢山あっただろう。

(1.2g/Lは絶対的な数値ではない。安全な数値は、ワインの種類によっても異なるし、またデーヴィスやローカルラボによっても異なるが、だいたい1.2g/Lに近い数値だ。 私のワインは、すべて0.5g/L以下になるように発酵させている。)


・・・・・・・・・・・無断転載はお断りします・・・・・・・・・・・
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by kissouch | 2006-05-09 03:30 | ワイン醸造/vinification

The Institute of Masters of Wine

The Institute of Masters of Wine主催のシンポジウムがナパで開かれる。
対象者はワイン流通、サービスに携わる人。
期間は、6月29日から7月2日まで。
場所は. Silverado Country Club
ワインをグローバルに捉える良いチャンスかもしれない。
non-profit organizationらしいが、こちらもお値段が少々高い。
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by kissouch | 2006-05-06 03:28 | wine link

UC Davis Extention

UC Davis Extention の夏のクラスの受付が始まっている。 ヴィンヤードからワインメーキング、テイステイングと幅広いクラスがある。 ヴィンヤード、ワインメーキングクラスは専門職向けだが、テイステイングは一般の方でも楽しめる。おすすめは、Advanced Tasting Seminar。10年ほど前に私もこのクラスをとった。日本でのテイステイングクラスと少々趣が違うので、試してみる価値はある。
受講料は高いが、話の種にはなるだろう。
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by kissouch | 2006-05-05 07:54 | wine link