カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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カテゴリ:ヴィンヤード/vineyard( 89 )

もう10年ぐらい前だろうか、
ASEV(アメリカの醸造とブドウ栽培の学会)で日本から来られた某大学の先生からブドウ栽培の話を聞く機会があった。
お話は理にかなっており、なるほど!と感心した。

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by kissouch | 2010-02-11 13:23 | ヴィンヤード/vineyard
さて、ゴーファーを退治する方法だが。

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by kissouch | 2010-02-02 07:17 | ヴィンヤード/vineyard
先週の大雨で湖になってしまったルッシアンリヴァー・ヴァレーの某ヴィンヤード。

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低地、平地の畑は水につかったところが多い。
どうも今年の平地の畑は、「Water Berry」になりそうだ。

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by kissouch | 2010-01-29 12:33 | ヴィンヤード/vineyard
たまに、ワインの種類から醸造、ブドウ栽培まで、とても詳しいワイン愛好家に会うことがある。
私が知らないことまで知っていて、困惑したり、
どこからこれだけの知識を仕入れたのだろう、と感心さえする。

しかし、やはり”知識”は”知識”であり、現実とはすこしかけ離れていることがある。

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by kissouch | 2010-01-26 02:56 | ヴィンヤード/vineyard

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2009年は開花時に冷たい風が吹き、収穫量は落ちました。
しかし、品質はとても良く、
とても素晴らしいヴィンテージになるでしょう。

長年のオーガニックへの取り組み、
また、バイオダイナミックへの取り組み、
その結晶が幻ヴィンヤードの個性として、
幻ワインに現れつつあります。


来年もよろしく!

Tom & Rebecca Kisaichi
www.maboroshiwine.com
幻ワイン醸造日記
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by kissouch | 2009-12-26 05:40 | ヴィンヤード/vineyard

レセボア........

自然環境を考え、幻ヴィンヤードはズーっとオーガニックを実践している。
そして、去年からバイオダイナミックも取り入れている。

カリフォルニアの場合、他国の葡萄産地に比べると気象条件が良いので、サステーナブル、オーガニックといった環境に沿った栽培がやりやすい。しかし、実際に実践しているヴィンヤードと言えば1割にも満たない。
9割以上のヴィンヤードはまだ化学肥料を使っている。

化学肥料の多くは白いので、われわれの仲間内では「白い粉」と呼んでいる。
「白い粉」、つまり「麻薬」だ。
なぜなら、
化学肥料を使うと成長が早く、とても樹勢が強くなる。
今まで葡萄の樹を植えて初めて収穫ができるのには3年かかったが、最近の化学肥料を使うと2年目から収穫できると聞いてる。オーガニックで栽培するより、収穫量は多く、労働時間は短く、経費は安く、ビンヤードの見栄えはよい。
酒〇法子ではないが、ブドウ栽培農家にとってこの誘惑は絶ちがたい。

私の畑の葡萄の葉はすっかり落ちてしまったが、白い粉を使う畑の中には、11月と言うのにまだ緑々している畑を見る。
(薬の注ち過ぎというところか。。。二期作できそうだ。)

化学肥料は噴霧することもあるが、収穫後畑に撒く。
白い粉が畑一面に撒かれたのを見たことがある人もいるだろう。

では、葡萄の樹はどうするだろう。
もちろんその”白い粉”を欲しがる。
そのため、葡萄の樹の根は地表すれすれに横に伸びていく。
(普通、地中深く下に伸びるのだが)

カリフォルニアでは5月から10月までほとんど雨が降らず、よい天気が続く。
根が下に伸びず横に伸びた葡萄の樹は、少し暑い日が続くとヘタル。
地中に根が伸びてないので、地中から自身で水が補給できないからだ。
そのためイリゲーションで水を与えなければならない。

北カリフォルニアでは、2006年は雨が多かったが、それ以降過去3年間水不足で取水制限されている。
葡萄栽培農家にとって水不足は深刻だ。

アル葡萄栽培農家が大枚をはたいてレセボア(溜め池)を建造した。
バイナル(厚いビニールシート)は建設費の半分。
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雨水を溜めるといってるが、それだけでは満杯にするのは不可能だろう。
近くの小川から水をポンプでくみ上げるのだろうか?

化学肥料は環境破壊も為す、といえばちょっと極端か???

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by kissouch | 2009-11-18 06:39 | ヴィンヤード/vineyard
幻ヴィンヤードのAVAは Russian River Valley と Sonoma Coast が重なっているので、どちらを使ってもよい。
それゆえ、酸度の高い RebeccaK ピノ は Sonoma Coast, 
Maboroshi  ピノは Russian River Valley を使っている。


私のヴィンヤードはSebastopolにあるが、このあたりは小高い丘が連なる。
そしてその丘と丘の間を縫うように流れる霧のために、ルッシアンリヴァーにもソノマコーストにもない微気候をもたらす。
そのために、セバストポールエリアの畑は総称で Sebastopol Hills と呼ばれるようになった。まだ正式なAVAになっていないが、興味を持つピノノアール愛好家が多い。

今週の金曜日発売の San Francisco Chronicle(サンフランシスコ・クロニカル新聞)にSebastopol Hillsの特集がある。
興味がある人は是非購入を。

私のヴィンヤードについても数行くらいは書いてくれるだろう??か。


PS:先週幻ヴィンヤードに来られたOさんご夫妻のブログに幻ヴィンヤードの最近の様子が載っている。

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not good translation、 but try →English Version
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by kissouch | 2008-08-27 07:46 | ヴィンヤード/vineyard

葡萄の樹の植え替え /

ブルゴーニュで働いていた当時、葡萄の樹の植え替えは、
トラクターで古樹を1本1本引き抜き、
新しい苗木をそこに植えていった。
コート・ド・ニュイなどは区画が小さいので、そのほうが効率的かもしれない。
(広い区画のボジョレーなどはどのように植え替えるのかは知らない。)

こちらカリフォルニアでは、ブルドーザーで古樹をすべてなぎ倒す。
荒っぽいというか、豪快だ。
集められた古樹はたいてい燃やされる。
そして、更地になったヴィンヤードは1~2年休ませ、新しい苗木を植える。


下記の写真は、
休ませた更地を、ブルドーザーに牽引されたディスクで掘り起こしているところ。

すごい迫力だ。

この後、ルートストックが植えられる。
そして翌年、グラフティングされる。


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by kissouch | 2008-06-22 13:11 | ヴィンヤード/vineyard
SPAMが多いのでコメント欄を削除した。
コメント、質問等はemailで。

で、早速、某レストラン関係の方からemailで質問が来た。
どうしてスプリンクラーが霜害を防ぐのか? だ。

もっともな質問で、カリフォルニアに来た当時私も疑問に思った。
葡萄の芽に水をかければ返って冷えるのでは、と思ったりした。

ところで、日本では簡単な質問をすると、「馬ッ鹿じゃない?」という目で見られたりするが、
アメリカでは実にくだらない質問をしてもそういうことが無いので、どんなことでも”安心”して質問ができる。
実に良い風潮だ。

ワインカントリーでは「霜害はスプリンクラーで防ぐ。」というのは常識で、「何故」って聞くのは気が引けた。しかし、サンタローザJCでヴィティカルチャーのクラスをとったとき、スプリンクラーのことを質問してみた。
そのときの先生、リッチー・トーマスは丁寧に答えてくれた。

*発芽したての芽はとても柔らかく、軽い衝撃で傷ついてしまう。
*その芽を形成するセルの内部は99%以上が水である。
*水は0℃で凍ってしまう。
*水は凍ると体積が約1.1倍に増す。
*つまり、芽のセル内の水の容量が、凍ることにより1.08倍ぐらいになる。
*そのときセルは破壊される。
*それを防ぐにはセル内の水を凍る一歩手前の温度に保てばよい。
*スプリンクラーの水は、冷たいが0℃より暖かい。
*その水を芽にずーっと散水してれば、散水中はセル内の水も同じ温度に保たれるので、
セル内の水が凍結することはない。

ということだ。

ワイン醸造やヴィンヤードに関して質問がある方は、気兼ねなしにどうぞ。
アメリカ風に、私のわかる範囲で答えます。


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by kissouch | 2008-03-22 03:57 | ヴィンヤード/vineyard
こちらナパ・ソノマでは、そろそろ葡萄の木の発芽が見られるようになった。

日中はすっかり春の陽気だが、
朝晩はまだまだ冷える。
先日、朝の気温が零度近くまで下がった。
霜害を防ぐため、低地の畑では、あちらこちらでスプリンクラーが回っていた。

この光景は結構壮快である。

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この時期は、ヴィンヤード関係者にとって天気予報の気温がとても気になる。

スプリンクラーは温度計と連動していて、気温が0℃近くになると自動的に働くようになっている。
しかし、ブドウ栽培家には”モダンテクノロジー”を信用しない人が多い。
「早朝の気温が低くなる」と聞くと、
スプリンクラーが正常に働いているかどうか確認するために、
彼らは朝3時に起きて畑に出て行かなければならない。
(霜害の程度にもよるが、もしひどい霜害を受けるとその年の収穫は半分以下になる恐れがある。)

スプリンクラーを備えていない平地の畑はもっと大変だ。
ファンをまわしたり、ヒーターをつけたりと、徹夜で仕事をしなければならない。


マボロシヴィンヤードはヒルサイドなので、この程度の温度では心配する必要が無い。
(勾配のある畑での仕事はきついが、このような利点もある。)

***マボロシヴィンヤードに来られる方は、
email で必ず事前にアポイントを取ってください***
SPAMが多いのでコメント欄を削除しました。



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by kissouch | 2008-03-18 11:23 | ヴィンヤード/vineyard