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カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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wwoofer....Sigrid and Erika...

ハーベストシーズンになると、
たくさんの若者がワイン醸造やブドウ栽培の勉強を兼ね、
ハーベストワーカー(インターン)としてカリフォルニアにやって来る。
今まで知り合ったインターンの出身国は、
フランス、イタリア、スペイン、ハンガリー、ルーマニア、リトアニア、
オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、カナダ、インド、チリ、
そして地元のアメリカだ。
モチベーションなど人それぞれだが、出身国で大体その若者がどれだけ働くか想像できる。

上記の国で、最も「ひどかった働きぶり」はテキサスからやってきたアメリカ人だ。
私がカリフォルニアに来て2年目、某ワイナリーでカウボーイハットのウェインがセラーで働いていた。
彼はテキサスの自慢話が好きで、仕事中もよく話した。
ある日、彼は話に夢中になりすぎてポンプオーバーをしていることを忘れ、そして、ポンプを回したまま帰宅してしまった。
30分のポンプオーバーが6時間ほどになってしまった。
(誰かが気付かなければ一晩中回っていただろう。)
当然、翌日彼は解雇された。

また、5年ほど前だろうか、ニューヨークから来たエレンも話好きだった。
やはり話に夢中になり、自分の仕事を忘れるタイプだった。
カナダ人のケイトもひどかった。
「I like to work. I am a hard worker!」
と、散々自分を宣伝しておいたが、
やはり、話好きの怠け者だった。

上記のようなタイプ、話好き・話上手なインターンはすぐに打ち解け、すぐに誰からも気に入られる。
しかし、口ほどに手や体が動かない。
それが大きな難点だ。
アメリカはもちろん、イタリアなどの南ヨーロッパ出身者が多い。

反対に、口数が少ない(英語が上手でない)ために、周りと打ち解けられず変わり者のように見られることもあるが、
東ヨーロッパ出身のインターンは驚くほどよく働く。

オーストラリア、南アフリカ出身のインターンは、
働きぶりはよいが理屈をこねることが多い。

発展途上国出身のインターンは、「何かを学ぼう。」というモチベーションが高い。
そのため、未知の仕事に対してはよく働くが、単純な仕事は嫌がる。
そしてマナー度が低い。

(これはあくまで私の主観であり、必ずしもそうでない。誤解がないように。)


先週の日曜日に、wwooferとして2人のスウェーデン女性が幻ヴィンヤードにやってきた。
Sigrid と Erika。

さて北欧系は???

・・・礼儀正しく、よく働いてくれる。


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by kissouch | 2008-10-31 02:28 | vineyard 2008