カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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ハーベスト2005

10月3日朝6時、薄暗がりの中、幻ピノ・ノアールのハーベストが始まった。
総勢26名のメキシコからの季節労働者が次々とぶどうを切り取っていく。
カリフォルニアではぶどうの房を切り取るのに小さな”鎌”を使うのが一般的である。剪定ハサミより鎌の方が早く摘め、手が疲れないと効率的なためだ。しかし熟練していないとブドウを切り取るときに房を強く握りしめ、ブドウを痛めてしまう。特にピノ・ノアールはカベルネやシラーに比べ皮が薄くとてもデリケートで壊れやすい。そのため幻ヴィンヤードではハサミを使うことにした。一部ワーカーから不満の声が聞こえたが、ブドウのクオリテイーが最優先であること説明し、納得してもらった。
午前10時には収穫はすべて終わり、今年は理想的なハーベストだった。
昼を過ぎると気温が上昇し、ブドウの温度が上がると微生物の活動が活発になるので、どうしても涼しい間に収穫を終わらせたいのが醸造家の本音だ。

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by kissouch | 2005-10-03 06:51 | ヴィンヤード/vineyard