カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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pruning (剪定) 2008


トレリスタイプおよび葡萄の樹の剪定はワインの品質に大きな影響を与えるのでおろそかにできない。

トレリスシステム、と一言で言ってもいろいろなタイプがあり、ワイン雑誌などを読んでいるとコルドンとかVSPとかグイヨーとかフランス語と英語が入り乱れ、わかりにくいことが多い。(記事を書いてる方もわかってるのかな、と疑問符がつく内容もある)
時々ソムリエさんやレストランシェフの方からトレリスシステムについて質問を受ける。そんな時、Drリチャード・スマートの「 Sunlight into Wine 」と言う本を薦める。f0007498_351499.jpg
私がUCデイヴィスやサンタローザJCでブドウ栽培の勉強したとき役に立った本である。いろいろなトレリスシステムやキャノピーマネージメントについて詳しく説明されている。深く勉強したい方にはお勧めの本である。(ページ数の割には少々高価だが。)

ところで私の畑ではケーン・プルーニングを用い、そして2種類の方法で剪定を行う。ヨーロッパで伝統的なグイヨーダブルとそれの変形、モディファイド・グイヨーである。
どちらの剪定方法も重要なポイントは、どのケーン(枝)を残すか、である。
ワイヤーに結いやすい位置で、もっとも健康そうな、太からず細からず、来年の剪定のことも考慮して。。。と2本のケーンを残す。
芽のカウントは、剪定時にするとおろそかになるのでタイイング(枝をワイヤーに結うこと)のときに行う。

私は本格的に畑仕事をして5年目に入る。
最初はメキシコ人ワーカーの剪定の速さに感心したものだが、年々経験をつむにあたり今年は”負けず劣らず”のレベルになった。(と自負してるが、、、どうだろう?)
今年は畑全体の3分の1をレベッカと2人で剪定した。そして残りの3分の2をメキシコ人ワーカーに任せることにした。

今週末にはすべて終わり、来週からタイイングに取り掛かる。



女性ワーカーだが、男性より正確な剪定だ。
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モディファイド・グイヨー。さて、違いがわかるだろうか。
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興味がある人は去年の剪定状況もどうぞ

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by kissouch | 2008-02-10 08:13 | ヴィンヤード/vineyard