カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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Syrah Syndrome


昨日のローカル新聞が「Syrah Syndrome」という見出しで、
「未知のウイルスが数年でシラーの樹を枯らす。専門家はその原因を見つけることが出来ない。」と述べている。
1) 症状は6~10年の樹齢の樹に見られる。
2) 根元や接木されたところにこぶのような物が出来、それが腫れ物のように膨らむ。
3) 葡萄の蔓は普通の葡萄の樹より短く、初夏に濃い緑となるはずの葉が赤くなる。
4) その結果、フルーツ量は著しく低下し、健康な葡萄が収穫できない。
カリフォルニア全体で約700エーカー(全体の約4%)のシラー畑でこのような症状が問題となっている。ひどい畑では30%の樹を引き抜いて、新しいルートストック・クーロンに植え替えなければならない。財政的にかなりの負担を強いられる。
しかし、楽観視しているグローワーも多い。フィロキセラやシャープシューターがもたらすピアース・ディジーズに比べれば脅威は少ないと。

フランスのローヌ地方では、このシンプトンが1990年前半に報告され、それ以来原因究明に力が注がれているがまだ解明されていない。

シラーズ(シラー)の本家、オーストラリアではこのような病気は報告されていない。
オーストラリア人はグラフティングのテクニックが一枚上手のようだ。



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by kissouch | 2007-12-05 08:02 | ヴィンヤード/vineyard