カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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Chloe (クローイ)

今年の2月頃だったと思う。
「Big Cat Attack Cow」 という見出しが、ローカル新聞にあった。
猫が牛を襲うのか!?、と半信半疑、興味津々。
記事を読んでいくと、Big Catとはマウンテン・ライオンのことだった。なるほどマウンテン・ライオンはかなり大型の猫である。私の畑から10マイル(16KM)ほど離れたところに現れたらしい。10マイル位だったら、私の家の周りにいつ現れてもおかしくない距離だが。
2年ほど前には人が襲われているが、このライオンだろうか?

マウンテン・ライオンだけでなく、こちらソノマ・ナパにはまだまだ多くの野生動物が生息する。”野生動物が豊富”等と言えば、都会の喧噪を忘れて自然に親しむロマンティックな暮らしを連想するかもしれない。しかしそれはとんでもない話で、畑をしている以上、野生動物は百害あって一利無しである。
私の畑に現れるのは、色々な種類の鳥、鹿、コヨーテ、狐、狸で、住み着いているのはジャックラビットとゴーファー(野ネズミ:モグラのように地下トンネルを掘る)である。それに、近所の飼い猫が数匹加わるが、これらの猫はゴーファーを捕まえてくれるので歓迎している。

ハーベスト時期になると、鳥よけのネットを張るので、鳥害はある程度防げるが、鹿は困る。
畑はディアーフェンスで囲んでいるにもかかわらず、去年親子連れの鹿が3匹入り込んだ。被害は、ワインに換算して50ケース位だろうか。射殺する手もあるが、殺生はあまり好まないので、今年は犬に活躍してもらうことにした。
我が家には、14歳になるパグ(蛸兵衛、通称タコ English: Taco Bell)がいる。タコは目の前に何が現れても関心が無いので,「鹿を追い払う」と言う大役は年齢的にも果たせそうも無い。それ故、この2月に猟犬、レース犬のウイペットを購入した。
名はクローイ。(黒い、ではない。ギリシャ神話に出てくる神の一人)

さて、今年は鹿とウサギの被害がなくなるだろうか?

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by kissouch | 2007-06-16 03:14 | ヴィンヤード/vineyard