カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

還元臭

先日、emailで質問をいただいた。
「還元臭はどのようにしてワインに発生するのですか。」と。
還元臭? 私にとっては初耳だ。
英語に直せば、deoxdation あるいは reduction 、、
deoxdation smell、、、
やはり聞いたことがない。
酸化はよく使う言葉だが、還元という言葉はワイン醸造にはあまり縁がない(少なくとも私の知り合いのワインメーカーおよび私には)。
気になるので、グーグルの日本語サイトに「還元臭」と打ち込むと、
出てくるわ、、出てくるわ、、「還元臭とは、、、、、、、、、、、。」と。
どうもフランス語の reduit が語源らしい。
要するに、アルコール発酵中、栄養不足などでイーストがストレスを起こしたりして発生する H2S やマーカプテンなどのイオウ化合物の臭いであるが、日本ではその総称として使われているらしい。

また、自然派ワインやビオワインによく現れる臭いのようだ。
自然派ワイン???  ビオワイン????
この言葉もこちらカリフォルニアでは使われていない。どうも、オーガニックのブドウやバイオダイナミックのブドウで作ったワインのことらしい。
さらに、その自然派ワインのサイトをいろいろ見ていると、
「還元的熟成と酸化的熟成」
とある(とても難しそうだ!!)。
しかし、内容を読んで思わず笑ってしまったが(Sorry! )

最初に誰が訳した(造った)言葉か知らないが、どうしてこのような抽象的で形式張った言葉を使うのだろう。
[PR]
by kissouch | 2007-05-12 03:33 | ワイン醸造/vinification