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カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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After Math / ソノマ、ナパの大洪水

当初、ヴィンヤード被害はそれほどひどくないように伝えられていたが、そうでもないようだ。特にナパのナパリヴァー沿いはひどいらしい。損害額の情報はいろいろあるので定かではないが、ナパだけでのヴィンヤード被害額は50億円ぐらいだろうか。
ローカル新聞に被害についてのコメントが載っていたので拾ってみた。

ピーター・モンダヴィ・Jr(チャールズ・クルーグ・ワイナリー)
「我々のヨントヴィルの畑はとりわけひどいダメージを受けた。ヴィンヤード全体が水没し、約6エーカーのブドウの樹が根こそぎ流されてしまった。」この畑では1エーカーあたり約1500本のブドウの樹が植わっている。
「畑は流されてきたガレキでゴミだらけだ。所有者は誰か知らないが、高級フレンチオーク樽もあった。畑を再生するのには多大な労力と時間と金がかかりそうだ。」

ブライアン・デル・ボンデイオ(マーカム・ヴィンヤード)
「周りの畑が冠水状態になり、数個の空樽がブドウの樹の周りを泳いでいた。」

ボブ・リトル(シルヴァーオーク・セラーズ)
「3フィートほど水につかったが、ワインには影響はなかった。従業員総出で掃除した。」

カート・ヴァンジ(サドルバック・セラーズ)
「セラーが3フィート以上の水につかった。あまり驚くことではない。我々はコーン・クリークとナパリヴァーの間に居るので、いつもひどい目に遭っている。コンピューターと電話が水に浸かりだめになった。ステンレススチールのタンクが水に浮かんでいたが、少しのダメージですんだ。」

フィル・ビロドー(グルギッチヒル・セラーズ)
「ひどい嵐だったが我々のヨントヴィルの畑は冠水しなかった。何故なら我々はバイオダイナミック農法を実践してるから。」  (座布団1枚!)

ピーター・マックレア(ストーニヒル・ヴィンヤード)
「畑は嵐に耐えて何もなかった。スプリング・マウンテンでは大きな問題は何もないようだ。」

この洪水の数日後、某有名なワイナリー関係者がマスコミに語っていた。
「・・・・ブドウの樹は水に浸かった方が良い。どこかの国ではフィロキセラを駆除するのに2週間畑を水浸しにしている・・・・」

?????
フィロキセラは30日間水中に入れておいても死なないのだが・・・

3 days later、 after rain storm
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・・・・・・・・・・・・・・無断転載はお断りします・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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by kissouch | 2006-01-13 13:35 | ヴィンヤード/vineyard