カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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降水量との相関関係

先日、ワイン業界で著名な方のセミナーがあった。彼は降水量とヴィンテージの品質との相関関係について述べていた。
フランスをはじめとするヨーロッパの夏(開花)から秋(収穫)にかけての雨はブドウやワインの品質に影響する、と言うのはユニヴァーサルである。雨が多いと日照時間は少なく、温度は低くなり、また湿度が上がるので病気を発生しやすくなる。ブドウの成熟には適さない。すなわち降水量と品質には因果関係がある、といえるだろう。
しかしカリフォルニアはどうだろう。こちらでは、開花時期から収穫までの間、ほとんど雨が降らない。こちらで雨が降るのは11月頃(ブドウの樹が冬眠にはいる時期)から4月頃(新芽が10CM位伸びた頃)までである。果たしてのその時期の降水量がブドウの品質、ワインの品質に影響するであろうか?

セミナーによると、ナパの過去10年のグレートヴィンテージは97年と99年である。それぞれの年の1月から7月までの降水量の平均は15.2インチ(38.6cm)。反対に評価の悪いヴィンテージは98年と2000年で、平均降水量は24.3インチ(61.7cm)である。

。。。。。。。なるほど!。。。。 冬から春にかけての降水量もヴィンテージの品質に関係するのか,と納得した。

ところで今年の1月から7月にかけての降水量は? 

31インチ(78.7cm)。

これでは2006年ヴィンテージは最悪になってしまう!?????
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by kissouch | 2006-08-24 06:34 | ヴィンヤード/vineyard