カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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オーガニックヴィンヤードの見分け方。。。。

カリフォルニアンは、アメリカの中でも特にオーガニック志向が高い。

私が住んでいるセバストポールでは、
オーガニック食品を多く取り扱うホールフーズやパシフィックマーケットがとても賑わっている。
しかし、普通のオーガニック食品に比べオーガニックワインの売れ行きは良くない。
と言うのも、
「オーガニックワインはまずい!」と言うことを誰でも知っているからだ。

オーガニックワインは何故まずいか?
その理由は簡単で、SO2を添加してないからだ。
アメリカの法律では、
原料となる葡萄がオーガニックでも、ワインにSO2を添加するとオーガニックワインと名乗れない。

(フランスやヨーロッパでは基準値を遵守すればSO2を添加しても、オーガニックワインと名乗れる。)

ワイン業界の一部では、SO2添加を認めるようにロビー活動している。
しかし、保守的な消費団体の反対や、
ガロなどの大きなワイナリーがオーガニックに無関心なので、
この分野は遅れている。

(いまだに「SO2添加ワインを飲むと頭が痛くなる。」と言ってる無知な方もいらっしゃる。)

また、「オーガニックワイン=まずいワイン」が定着してきているので、
いまさらオーガニックワイン?という雰囲気もある。

しかし、ぶどう栽培に関しては、着実にオーガニック栽培が増えている。
オーガニックに熱心なワイナリーは、
「オーガニックで栽培した葡萄を使用」と言う表示を入れている。


さて、数ヶ月前にもオーガニックについていろいろ述べた。
そのときの質問で、
普通のコマーシャル・ヴィンヤードとオーガニック・ヴィンヤードの見分け方があるか?
というEmailがあった。

この時期が最も見分けやすい。

コマーシャル・ヴィンヤードでは、雑草が成長する前、ちょうどこの時期に除草剤をまく。
この時期に、葡萄の木の植わっている周りに雑草がなければ、間違いなくオーガニックではない。

オーガニックを実践してる畑では、この時期、葡萄の木の周りに青々とした草が生えている。


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続く
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by kissouch | 2011-03-02 04:20 | ヴィンヤード/vineyard