カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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世界中暑いらしいが、ソノマは涼しい。   

今年の夏は、世界中猛暑に襲われているらしいが、ソノマ、ナパは涼しい気候が続いている。

6月下旬から7月上旬にかけて暑い日が続いたが、
日本から来られた方に、
「こんなの”暑い”に入らない。日本の蒸し暑さ、覚えてる?」
と言われた。

覚えています!」

私は、一年に一度は日本に帰るが、6月、7月、8月は避けるようにしている。

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その後、セバストポールエリア(ルッシアンリヴァー地区南側)は、
最高気温22℃前後の爽やかな気温が続いてる。
人間にとって爽やかな気候は、
他の生物にも爽やかなのだろうか、今年は’憎まれ者’が畑の中に蔓延りだした。

毎夕方から夜にかけて、太平洋岸から霧が内陸部に流れてくる。
その霧は湿気をもたらし、午前10時ごろまで晴れない。
そのため、気温があまり上がらないのでなかなか乾燥しない。

そのような状況がすきなのは、ミルデュー(カビの一種、うどん粉病?)だ。
今年は、過去25年で最も被害が広がっている。
とくにピノノアール畑の被害が大きい。

今年は冬に雨が多かったこともあり、葡萄の成長が2週間ほど遅れている。
このことを取り上げ、
早速「今年の葡萄のできは悪いのでは。」と書いているクリティックがいた。

このミルデュー被害は、
このようなクリティックの今年のヴィンテージ評価のダメ押しになるかもしれない。

幸い、私の畑では、例年より遅いものの葡萄は順調に成長している。
ミルデュー被害もたいしたことはない。
怖いのは、上記のクリテックが広げる風評だ。

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by kissouch | 2010-08-03 01:10 | ヴィンヤード/vineyard