カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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日本酒の再発酵 その1      

カリフォルニア、と聞けば太陽が燦々とふりそそぐ青い空をイメージするだろう。
しかし、LAなどの南カリフォルニアならともかく、
ソノマ・ナパのある北カリフォルニアは、この時期青い空を拝めることは少ない。
今年は特にひどく、雨模様の肌寒い日が多い。





このような寒い時期に食べたくなるのが鍋物だ。
このあたりには日系のスーパーがないので鍋料理用の材料は完璧にそろわないが、
有り合わせで「それらしい物」を作って楽しんでいる。

そして、鍋物には日本酒が欠かせない。
ナショナルブランドの月桂冠や大関はカリフォルニアで作っているので何処のスーパーでも売っている。
日本酒好きの私には、日本酒も”有り合わせ”で、、、というわけには行かない。

辛口の吟醸、大吟醸ならそれほど厭わないが、
昔好きだった香露や浦霞、雪中梅などがあれば。。。と、思うことがある。
時々、幻ヴィンヤードを訪れる方からお土産に日本酒を頂くことがある。
また日本へ帰国したときなどに持ち帰る。
そしてそれらを地下のワインセラーに冬まで寝かせておく。

(私は味だけでなく、色、香りも見るのが好きなのでテイスティンググラスで酒を飲む。ワインと同じようにしないと、なぜか落ち着かない。)

先週、某酒蔵の吟醸を開けた。
グラスの中の酒を見ると、
かすかに濁っている。
ビンの方を覗くと、底に澱が沈殿している。

あれあれ、この吟醸酒、再発酵した様だ。

今までいろいろなタイプの日本酒を地下のワインセラーで保管したが、問題はなかった。
当然『冷蔵庫で保管してください』と書いてある酒でも。
この日本酒にも裏ラベルには『要冷蔵』とあったが、無視した私の不注意と言うことになる。

一応味をみてみたがとても飲めるような状態ではなかった。
日本酒用語で言えば、
いわゆる「火落ち菌による汚染」というところだろうか?

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ガッカリ!だが、、、ここで疑問が湧いてくる。

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by kissouch | 2010-01-18 12:18 | ワイン醸造/vinification