カリフォルニアのソノマでワイン醸造に携わって早くも15年。「日本人醸造家の悪戦苦闘!」を綴ったワイン日記


by kissouch
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Pygmy Goats ピグミーゴート とオーガニック・・・・・

カリフォルニアのグリーン志向は、他州に比べ群を抜いている。
多くの葡萄栽培家もできるだけサステーナブルに、オーガニックに葡萄を育てるように努力している。

しかし、たまにオーガニック認定書をもらうことだけに努力し、オーガニック栽培の本来の目的を忘れているようなワイナリーもある。
オーガニックとうたうとワインの販売量が上がるので、
額に入った「オーガニック認定書」をテイスティングルームの「神壇」に飾っているところがある。わたしは、そのように「オーガニック認定書」を勲章のように見せびらかすのは好きではない。

サステーナブルで、あるいはオーガニックで葡萄を作り、少しでも”グリーン”に貢献できればよい、と私は考えている。

オーガニックと言っても、使ってよい「農薬」と言うのがあるのを知っている方は少ないだろう。
「人体に影響のない農薬(正否は知らないが)なので、
その農薬を使ってもオーガニックの葡萄だ、」
とわけのわからない説明を聞いたことがある。
最終的には人間の体の中に入るものを作っているのだから、普通の農薬であろうが、オーガニック用の農薬であろうが、できるだけ使わない用に私は心がけている。



さて、オーガニック志向のヴィンヤードでは、動物の力を借りるところが多い。
とりわけこの時期は草刈に羊が活躍する。
幻ヴィンヤードには、羊の代わりにヤギがいる。

「ヴィンヤードにヤギ」は普通タブー視されている。
どうしてかと言うと、ヤギは何でも食べると思われているからだ。
葡萄の木をかじる、枝を食べると。
プラスティックやイリげーションホースも食べると信じている者もいる。

ワイン仲間から、
ヤギを飼う事に対して、
「Are you stupid? (馬鹿じゃない?)」と冗談半分に言われたが、
天邪鬼な私は羊よりヤギを飼うことにした。
ヤギにもいろいろ種類があるが、最も小さいピグミーゴートを選んだ。
実際、薔薇のトゲより大きいトゲがあるブラックベリーの蔓を食べるのには驚いた。
(これには重宝しているが。)
しかし、葡萄の木をかじったり、イリゲーションチューブを食べたりはしない。


どうして羊ではなくヤギかと言うと。
どちらも弱い草食動物だが、羊に比べヤギにはパーソナリティーがある。
また、愛嬌があり、犬とも人間とも ”遊ぶ” ことができる。
そして、羊に比べきれい好きだ。



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次回、ヤギの話をもう少し。

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by kissouch | 2009-02-12 08:44 | Vineyard 2009